ロックミシン（かがり縫い専用ミシン） | ミシンの種類 | ミシンの販売・修理と安心5年保証の専門店

布地に本縫い（直線縫い）するミシン針（１本または2本）と、縁かがり縫いをする上下ルーパーが交差して、ミシン糸同士を編み込むことで、速く綺麗に布端の処理ができます。
ロックミシンは使用できる糸の本数によって種類が分けられます。

・1本針2本糸
・1本針3本糸
・2本針4本糸

この中から使用目的にあわせて機種を選ぶことが重要です。
これからロックソーイングを始める方は、ニット素材にも対応できる2本針4本糸仕様のミシンを選ぶことをおすすめします。
1本針3本糸のミシンを2本針4本糸に変えることはできませんが、2本針4本糸のミシンは針と糸を1本ずつ抜くことで1本針3本糸仕様に変えることが可能です。
布帛にもニット素材にも対応可能になり、ソーイングの幅がぐんと広がります。

～2本針4本糸ロックミシンに共通すること～
縫い目の種類自体はどのロックミシンもだいたい同じです。
主流となっている2本針4本糸仕様のロックミシンに共通する機能をご案内します。
・1本針3本糸オーバーロック
・2本針4本糸オーバーロック
・巻きロック
・機種によっては1本針2本糸ロックも可能
・差動送り
・フットコントローラー専用仕様
・送り目長さ/かがり幅調整

■ロックミシンの選び方
ロックミシンは3万円前後のお手頃価格帯から、表示価格が20万円近いものまで、様々なラインナップがあります。「価格の差」はそのまま「機能・性能の差」につながります。
ミシンの機能のほとんどは、縫うのを手伝ってくれるアシスト機能です。
初心者の方ほど高機能なミシンを選ぶことをおすすめします。
なぜなら、お手頃価格のロックミシンでももちろん縫うことは可能ですが、縫い目のかがり幅を変えると糸調子もすべて変える必要が出てくるからです。
早く作品を縫いたいのにミシンの調整ばかりに時間がかかっては、使うのがおっくうになってしまいます。

ロックミシンの糸調子仕様には
・自動調整仕様
・手動調整仕様
の2種類があります。

ロックミシンのラインナップの中で自動調整仕様のミシンはごく限られています。
各糸の張力調整ダイヤルがついておらず、縫い目に応じて切り替えレバーの位置変更のみでオーバーロックから巻き縫いまで、誰でも簡単に糸調子を変更できます。
かがり幅を変更しても、糸調子を整える必要が一切ありません。
糸調子に不安がある方はもちろん、ミシン操作に時間をとられたくない上級者の方にも人気です。

手動調整仕様のミシンでも精度が高く、かがり幅を変更してもほとんど糸調子の変更が不要な機種もあります。
当店おすすめの「自動糸調整仕様」のロックミシンと「手動糸調整仕様」のロックミシンをご紹介します。